院長あいさつこのページを印刷する - 院長あいさつ

独立行政法人国立病院機構いわき病院

院長 関 晴朗

関晴朗

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 当院は1919年(大正8年)に福島県立結核療養所回春園として,塩屋埼灯台を間近に臨むいわき市豊間地区にその産声を上げました。戦後の結核患者数激減を受けて,対象疾患も結核から神経難病や重症心身障害へと変貌しましたが,穏やかな潮騒の音と明るい陽光に包まれた快適な環境はそのまま受け継がれてきました。しかし2011年の東日本大震災大震災の折りには高さ8メートル超の津波が施設を襲い,一時は全入院患者を他の医療機関に避難させるという苦難を味わいました。幸い人的な被害は免れ,また皆様の心温まる支援のお蔭で,ほどなく元通りの診療機能を取り戻すことができましたが,自力での避難が困難な患者さんを多数収容している当院にとっては,将来にわたって安全安心な環境を確保することが最優先であると考え,平成31年2月現在地に新築移転いたしました。

 新病院にはオーシャンビューこそありませんが,隣接する国道6号線から常磐自動車道湯本インターまでは車で15分程度ですし,JR常磐線の湯本駅や泉駅にも程近いという,恵まれたアクセス環境にあります。比較的小規模の病院はありますが,①神経難病を中心とした脳神経疾患医療,②重症心身障害児者医療,③循環器疾患などの内科医療,を診療機能の三本柱としており,それぞれが特色ある医療を提供しています。

 設備面では3テスラの高磁場MRI装置を導入しており,診断機能の充実に貢献しています。リハビリテーションではロボットスーツHAL™による歩行訓練を実施しており,神経筋疾患患者さんの歩行機能向上に努めています。十分なスペースを確保した病棟では,患者さんの目線に立ったきめ細かな看護を常に心掛けております。今後も専門医療機関としての水準を保てるように職員一同研鑽を積み,皆様の信頼を得られるように努めて参りますので,なにとぞ御理解,御協力をいただけますようお願いいたします。