病院の「理念」「概要」「沿革」
当院の理念
当院の使命
重症心身障害児(者)に対する医療
神経難病に対する医療
地域一般医療
当院の信条
患者さん本位の医療を行います
患者さん及び家族の生活を大事にします
科学的根拠に基づいた質の高い医療を提供します
概要
当院は、昭和22年4月に厚生省管轄の国立療養所翠ヶ丘病院として発足し、昭和60年当時の再編成計画見直しで、重症心身障害児(者)医療の専門医療施設として機能類型がなされました。
現在、神経難病及び脳血管障害医療としての脳卒中後遺症リハビリテーションを併せて担当し、国の医療政策に対応しています。
また、循環器疾患、生活習慣病等の地域における一般医療に対しても積極的に取り組んでいます。
( 1 ) 重症心身障害児(者)に対する医療(療育)
重症心身障害児(者)は、昭和46年5月から入所を開始し、現在2個病棟84床(第1病棟52床、第2病棟32床)で運営しています。
( 2 ) 神経難病・脳血管障害に対する
現在、2個病棟70床(第2病棟20床(混合病棟)、第3病棟50床)で運営しています。第2病棟20床は療養介護サービスを提供しています。
筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、パーキンソン病、多発性硬化症を始めとする神経難病や脳血管障害に対する診療を行っています。
平成17年6月から「福島県重症難病患者療育支援ネットワーク事業」の基幹協力病院に指定されております。
平成29年4月から、福島県内で初めての神経筋難病を治療する医療用ロボットスーツを導入し、立ち上がり動作能力の低下や歩行能力障害を改善する治療を行っています。
位置、環境
東京と仙台の中間に位置するいわき市は、福島県浜通りの南部に位置している。東北地方で2番目に人口の多い都市で、福島県内で最大の人口及び面積を持ち、中核市に指定されている。県最大の港である小名浜港、リゾート施設や温泉地などを有し県内最大の観光都市となっている。
いわき病院は、JR常磐線湯本駅から南東4.0km、常磐自動車道いわき湯本ICから7.5kmの地点に位置しており、国道6号線に面し、北に玉川団地や南に野田工業団地のある地域に立地しています。
病床数
154床 ( 一般70床、重症心身障害84床 )
標榜診療科(6診療科)
内科、脳神経内科、外科、脳神経外科、小児科(小児神経疾患)、リハビリテーション科
沿革
大正 8年12月 福島県立結核療養所回春園として創設
昭和17年10月 日赤福島支部療棟(40床)併設
昭和18年 4月 日本医療団に統合、日本医療団翠ヶ丘病院に改称
昭和22年 4月 厚生省に移管、国立療養所翠ヶ丘病院として発足
昭和27年 2月 日赤福島支部所属療棟(40床)買収
昭和29年 4月 国立翠ヶ丘療養所に改称
昭和58年 4月 国立療養所翠ヶ丘病院に再改称
平成12年 3月 結核病棟(50床)閉棟
平成16年 4月 独立行政法人国立病院機構いわき病院として発足
平成26年10月 第3病棟を2階(旧第5病棟)へ移転
平成31年 2月 小名浜野田に移転新築し新病院開院(病床数154床)